get_the_archive_title()
は WordPress の一覧ページ、ターム別一覧ページ、年別一覧ページといった各種一覧系のページでイイ感じにタイトルを出力してくれる関数です。
ですが、これをそのまま出力すると余計な接頭辞(プレフィックス)がくっついてきます。
例えば「年別一覧ページ(たとえば date.php)」で 2020年の記事一覧を呼び出すと…
<?= get_the_archive_title() ?>
余計な「年:」という文字列がいっしょに出力されます。
年:2020年
今回はこの接頭辞がいらないので削除してみます。
すべての get_the_archive_title の接頭辞を削除する
get_the_archive_title()
に引数を渡して接頭辞を削除!ということはできません。代わりに、接頭辞をカスタマイズできるフィルターが用意されています。
もし、すべてのget_the_archive_title()
の接頭辞を削除したい場合は、get_the_archive_title_prefix
フィルターを使いましょう。これが一番シンプルです。
functions.php
// アーカイブタイトル接頭辞削除
add_filter('get_the_archive_title_prefix', function($prefix) {
$prefix = '';
return $prefix;
});
$prefix
に接頭辞が入ってくるので、空文字を代入しておくことで削除することができます。
また、get_the_archive_title()
を見るともう少し細かい情報を取得できるフィルターget_the_archive_title
というものもあります(関数名と同名のフィルターなので紛らわしい)。
用途によってこちらのフィルターを使ってみるのもアリかもしれません。